介護関係の相談を受けていて、靴の相談を受けることが多々あります。
- 浮腫みがあり、一般の靴ではサイズが合わない。
- 一般の靴では、脱ぎ履きが難しい。
- リハビリや施設内で使うには、重い。
しかし、いざ介護靴の購入を考えた際に、多く悩みに挙がるものが、『地味』であること。
介護・リハビリ場面での実用面を重視したケアシューズは、機能性には抜群ですが、色合いが黒・茶などの単色が一般的。
転倒予防やリハビリのためにせっかく靴を選んでも、『地味』な靴の影響で、回復した後にも外出をためらってしまう方も多くいます。
そんな中、機能性を重視したうえで、外出を楽しみにするデザインで作られた靴があります。
おしゃれケアシューズ『CRAAS』とは?
ケアシューズとして重要視されるポイントは、この4点。
- 軽さ
- 形状
- 素材
- 脱ぎ履きのしやすさ
これらを押さえたうえで、ケアシューズとしての一番の課題であった『地味さ』に対し、色合いとデザインで改善させた外出のためのケアシューズです。
デザインにこだわった靴であっても、もちろん『ケアシューズ』ですから、
つま先が上にあがった躓き予防の構造、脱ぎ履きのし易い広い開口、歩行時の足の痛み・疲労を軽減するインソールなどなど、ケアシューズを名乗るだけあって、十分な機能を持っています。
その上での、上品で華やかなデザイン。
色だけでなく、靴そのもののバリエーションも6種類あり、身体状態に合わせた選定が可能。
公式HP《craas sales promotion》には、各バリエーションについてを動画付きで解説されています。
ケアシューズを華やかにするメリット
身体機能の低下した方にとって、靴の脱ぎ履きの負担は大きく、つま先の上がりにくい高齢者では、通常の靴だと重さも加わり、躓き・転倒のリスクが高まります。
これらを解消するために多く出回っている『ケアシューズ』と呼ばれる靴は、機能性に特化するものの、デザインは地味であることが欠点。
使っている方々も、
- 病人みたいで使いたくない。
- 外に履いていくことが恥ずかしい。
- リハビリ先では同じ靴を履いた方ばかり。他の人と違うものが良い。
このように感じている方は多くいます。
それでも、身体を悪くしたから・年を取ったからと、介護用の靴で我慢するわ・・・なんて悲観的に選ばれている現状。
そんな中、好きな色・好きな形から靴を選ぶことは、外出意欲に繋がると思いませんか?
おしゃれな靴は、靴も見て欲しくて積極的な外出に繋がることもあるかもしれません。
リハビリを頑張って行うための意欲作りや、回復後の積極的な外出意欲に役立ちます。
最後に
『CRAAS』のデメリットとしてあることは、値段と通販であること。
デザインにもこだわりがある分、値段も通常品よりも高めな設定。そして販売店舗が限られるため主に通販になってしまうところ。
それでも、靴をきっかけに、リハビリ意欲・外出意欲が低下することは勿体ない!