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担当者の全てを背負わないといけない?ケアマネージャー業務の責任の重さ

皆さんは、ケアマネージャーの責任の重さに対し、どう考えていますか?

これまで、私の周囲で退職をしていく方を見て、今の職場への不満から『別の事業所でケアマネージャーとして働きます!』と去って行った方々も多数いましたが、

ですが、その他に、ケアマネージャー業務は自分に合わないという方やケアマネージャーの責務に耐え切れない!現場(介護職)に戻りたい!と言って辞めていく方々もいます。

酒坊主たろく

直接、高齢者と接する場面で働く介護職の方が責任のプレッシャーは高いんじゃ・・・

とも思うのですが・・・

その方々が感じた、介護職の時になくケアマネージャーになったその方が感じる責任の重さ・業務の負担とはどんな場面なんでしょう。

ケアマネージャーという職業が自身にに合わないと感じてしまう点や何に注意することで、ケアマネージャーの責務に潰されて辞めていく方々を減らせるのかを考えてみました。

ケアマネージャーの仕事の重み

サービス調整の中心としての立ち位置

介護サービスは、ケアマネージャーの作成するケアプランに沿って動きます。

サービスが決まっていて、それを使うための書類作りと考えればシンプルですが、そんな簡単な物ではありませんよね。

介護サービスや制度をわかっていない本人・家族に対し提案し、介護とその他の社会資源を組み合わせて、活を支えていくプランを組み立てる要になる存在。

並行して、今後の予測も立てながら、状況に合わせたサービス調整をし、在宅生活を支えます。

こういった、介護サービス提供の中心としての連絡調整や見通しを持った提案力が、仕事の主体となるため、ここにやりがいを見い出すことができることが一つのポイントです。

酒坊主たろく

この調整・提案が苦手って人は、仕事そのものが合わないと思いますよ

業務過多

ケアマネージャーの担当件数は、35件が基準。だからと言って、困難なケースからスムーズなケースさまざまあります。

新しく担当となった際には、サービスの組み立てに時間を要し、軌道に乗るまでは慌ただしくなるでしょう。

担当件数だけを意識して、振り分けをされてしまうと、業務過多となり、自身の容量を超えた際には、続けられない。と言った選択になってしまいます。

これは、ケアマネージャーが悪いのでなく、ケースを割り振る管理者等の力不足が一番。

自身からも、どこまで対応できて、これ以上は危険と、しっかり伝えることも大切ですよ。

何でも屋との勘違い

ケアマネージャーの業務が、本人や家族に十分に伝わっていないため、何でも頼まれてしまう。これを上手に連絡調整するなど、代替サービスで提案できれば良いのでしょうが、自身で行ってしまうケアマネージャーさんも多くいます。

担当したその方に、何でもしてあげることがケアマネージャーの仕事ではありません。

基本は、介護サービスのプランニングとそれに付随する調整係です。

  • 自身で、何でもやってあげたい。
  • 周りから言われると、自分がやらないといけない。

と思ってしまう方は、自分でケアマネージャーの範囲を超えて業務にあたってしまい、その結果業務過多を招くと思います。

同様に、ケアマネージャーの業務をサービス事業者の方も理解していないと感じることも多くあります。

報告だけして、『あとは、ケアマネージャさんお願いします!』

と丸投げされてしまうこともしばしば。

酒坊主たろく

ケアマネージャーに話せば解決!と頼られるのは良いのですが、何でもできるわけじゃないことを、分かってもらいたいですね。

ケアマネージャーの心が折れる起点

バーンアウト

熱心なケアマネージャーほど、リスクが高い点です。

要介護状態の高齢者を担当する以上、担当者が亡くなることは多くあります。

また、精一杯在宅生活の支援をしてきても、施設入所となり担当終了となる場面も多くあります。

困難な状況下でなんとか担当してきた方が、死亡や施設入所となり、担当を外れた時にケアマネージャーとして燃え尽きてしまう方もみられます。

無力感からのケアマネ失望

ケアマネージャーが何でもできるなんて、ケアマネ能力を過信しても、過大評価してもいけません。

  • 介護サービスの利用には、費用もかかります。
  • 進行する病気もあるし、齢を重ねるごとに身体機能は衰えるものです。
  • 提案したサービスすべてを本人・家族が受け入れるとも限りません。

自身が、考えるケアプランが実現できなかった場面や、結果的に悪く働いたプランがあれば、ケアマネ業務に失望するのは間違い。

自分自身でも説明に不足はなかった見直したり、介護だけでなく幅広い情報の引き出しを増やしたり、制度上難しいものであれば、行政に働きかける等、前向きに活かしてもらいたいです。

後者により、行政への失望はあるかもしれませんが・・・

家族との関わり

介護サービス調整の中で最も大事にされるのは、ご本人の意向です。

ですが、本人と家族、同居家族と別居家族などなど、家族間で意見・意向がバラバラなことは良くある話です。

家族間の意向の終着点が無いまま、サービス導入が滞ったり、病気や生活状況の悪化があった際に、ケアマネージャーに矛先が向いてしまうこともあります。

※意向が合わなくても、ケアマネージャーが望むサービスを押し付けてはいけません!

予防策

説明

新たに担当につく際に、介護プランの話を進めていく前に、『ケアマネージャーとは何か?』という話を時間かけて行っていますか?

何のために、自分がいて、何をする職種であるのかを伝えておくことで、余計な部分を依頼されることは減ってきます。

ただし、実際の直接的な援助は行わないにせよ、相談を受けて、調整・手配は行うべきです。『なんでも困ったことは話して欲しい』のスタンスを伝えることは大切です。

伝え方を間違えると、困ったときには、ケアマネージャーが『やってくれる』と勘違いされてしまいますからね。

ケアマネージャーに頼めること・頼めないこと・やったらダメは、どんなこと?

相談

相談できる、上司・同僚はあなたの周りにはいますか?

業務量が増え、自身の容量を超えそうなとき、支援方法で悩んだ時、ケアマネージャーは個人で担当者を持つため、抱え込みしやすい職種です。

周囲に、話せる方がいるだけで、心の負担は軽減されるはずです。

相談しても、上司が受けてくれない、周囲に話せる人は誰もない。そんな中で働いていると、仕事に潰されてしまうリスクは高まります。

息抜き

ケアマネージャーだからと言うわけではありません。どんな仕事をしても仕事と離れられる息抜きは大事。

趣味をするのも、買い物をするのも、お酒を呑むのも、仕事と離れる時間は大切です。

休みの日でも、担当している人の事が頭から離れない!なんて人は注意。

心の余裕は大切です。

酒坊主たろく

私はこういった、記事を書かせてもらうことも趣味の1つ。

小さな副業として実益にもつながりますしね。

ケアマネージャーが狙える副業での臨時収入まとめ。介護系から在宅ワーク

記録

ケアマネジメント業務を行う上で記録は必須ですが、この記録は自分を守るためにもあります。

業務の中で、家族や事業所から、言った・言わないの水掛け論になったり、対応方法が不適切と指摘を受ける際にも、当時の記録・やり取りがしっかりと残されていれば、自信を持って対応できます。

実際の失敗・落ち度は、仕方ありませんが・・・、理不尽な言われがあった時には有効。ってことですね。

やっぱりケアマネって大変

これを読んでそう思った方に、無理にケアマネで頑張れ!とは言いません(笑)

向き不向きもあります。

酒坊主たろく

実際、地域包括支援センターで働いている私も、ケアマネジメント業務は苦手です。
  • 環境を変え、自身のケアマネ業務を見直すことも一つ。
  • ケアマネ以前の介護職等に戻ることも一つ。
  • 畑違いの業種で、新たに挑戦するのも良し。

イヤイヤ働くことは、担当されるご本人たちにとってもマイナスです。どんな職種が自身に合っているのか、自分自身を振り返りながら探していきましょう。

次の行先や、候補を浮かべながら働くと、心に少しゆとりができます。自身に合った勤務先の情報収集を行いながらも良いと思います。