『うちの子、ご飯をなかなか食べなくて・・・』これは、多くのパパ・ママの悩みですよね。
ちび姫
そんなことを思っているのか、わかりませんが、うちの娘もなかなか食べず、食わず嫌いも多いです。
最初の一口さえ食べてしまえモリモリ食べるのに、一口までが大変。もったいないなぁ~とも思います。
私の料理が不味いことは別として、食べ物の関心を持つことで、食べる意欲も増します。
食ベ物への関心を持ってもらう対策は、出来上がった料理ではなく、料理ができる前の状態に触れたり、一緒に作ることが一番。
- 2歳~3歳は、素材に触れる。
- 4~5歳は、一緒に作る。
少しずつ、こんなことをしてきたら、我が家は徐々に改善してきています。
通っている保育園でも『食育活動』として、さまざまな取り組みをしていただいているので、合わせて助かっています。
乾物が戻る不思議
- ヒジキ
- ワカメ
- キクラゲ
カチカチの乾物食材。これが水に入れておくだけで柔らかくなりますよね。
子供からしたら、魔法です。
まずは、カチカチの状態の物を触ってもらったり、歯で噛んでもらったり、それが水に入れてからの変化をまた触ってもらいましょう。
小さいお子様からできますし、手軽に短時間で行えます。海藻嫌いのお子様には、まずここからやっていきましょう。
野菜の皮むき
- トウモロコシ
- 玉ねぎ
普段食べている野菜は、皮をむいた後の状態。
実際に料理の一工程を、お子様たちにやってもらいましょう。
とうもろこしや玉ねぎがおすすめ。どちらもバナナと同じように剥いていくだけです。
ある程度年齢が上がってくると、ピーラーも使えるかもしれませんが、低年齢の子には危険。器具を使わずに、手で剥けるものが良いと思います。
玉ねぎは普段の料理でも使用頻度が高いので、覚えてしまうと毎回『手伝う!』とせがまれてしまいます。
とうもろこしぐらいが、たまに出てくる食材として良いかもしれませんが、季節ものなので手に入らない時期があることが欠点。
切ってみる実践
この辺は、包丁を正しく使える年齢になってからです。我が家(4歳)は最近包丁を購入し始めてみました。
包丁の練習におすすめの食材は
- 魚肉ソーセージ
- バナナ等果物
- 豆腐
柔らかく、切りやすい食材を選びましょう。
包丁が危険であることが、十分理解できる年齢になっていることが良いです。おもちゃのように扱われてしまうと、周囲のパパママも危険ですから。
実際に切る際には、基本的な切り方を教えるのは大切。でも、やる気・関心をもってもらうことが趣旨ですから、あまり厳しくしないで楽しみながらです。
『猫の手になってない!』なんて言わずに、猫の手も大事ですが、徐々に行きましょう。
初めての包丁の選び方と、使用の注意についてまとめた記事はこちら。
4歳の挑戦。初めての包丁は何歳から?選び方と使用の注意点一緒に作ってみよう
一から全部を作ってもらうのは、小学生以降で十分です。
調理工程の一部分を行ってもらったり、見ているだけでも、料理が突然できる魔法ではないことを知ってもらえますね。
- 餃子
- ハンバーグ
- クッキー
- フルーチェ
- ホットケーキ
混ぜる作業や包む作業などは、小さくても行えます。
手ごろなサイズのスプーンを渡してその分だけ丸めてもらったり、皮に乗せたり、難しい作業ではありません。
餃子やハンバーグは、綺麗には作れません。それでもボロボロのハンバーグでも自分で作ったものは喜んで食べています。
なんでも手直しして、別物に作り替えず、自分の分はそのまま食べてもらうと良いですね。
クッキーやホットケーキなどのお菓子は、もともと関心が高いので、挑戦しやすいです。好き嫌い克服という訳ではありませんがね。休日に、娘とのお菓子作りは楽しいです。
お菓子作りは面倒と思われがちですが、クッキーは混ぜるだけ作成キットも売って行ってます。
必要な材料もこれだけ。ボールに入れて混ぜるだけです。(ストロングゼロはパパのエナジードリンク)
実際の作業工程についても
- ボールに材料を入れる工程
- 混ぜる工程
- 伸ばす工程
- 型抜きの工程
最後は、2人でオーブンで焼けるのをじーっと眺めていくだけ。おおよそ全ての工程を一緒にに行うことができます。
オーブンの出し入れさえ、パパママが気を付けて行えば、調理中に危険もないです。
市販されているものと違って、シンプルな出来上がりですが、形も自由に作れて料理作りのきっかけにお菓子作りはおすすめ。
絵本の定番『しろくまちゃんのほっとけーき』
絵でホットケーキの作り方が描かれています。絵本を読みながら料理に触れることができます。
自分で読めるようになると、読んでるうちに手順を覚えてくれます。
フライパンで作るのが定番かもしれませんが、ホットプレートを利用し、テーブルで見えるところで作ったりするのも楽しいですね。
番外編:パプリカ効果
流行り歌の影響力はすごいです。
『Foorin』という小学生ユニットが歌う、米須玄師さん作詞作曲の『パプリカ』
NHKでもよく流れ、保育園でダンスも覚えてきた娘。それと同じ『パプリカ』は良く食べたがります。
次は、『にんじん』とか『かぼちゃ』なんて歌を作って欲しい(娘の嫌いなもの)
食育遊びのまとめ
とにかく、出来上がったものを『さぁ食べなさい』だけではなく、一緒に作る・出来上がる前を見てもらうことがポイント。
これを行っていくと、食事への関心は高まります。
実際には、食事作りの前に毎回やっていくと時間も掛かります。うちも共働きなので、手短に料理は作りたい方です。
休日のイベントとして、徐々に実践していきましょう。