処分に困った、あの品・この品。自宅まで引き取りに伺います!
便利で親切を装う、悪質な訪問買い取り業者がいます。それも狙われる多くは高齢者。手口とその対応をお伝えします。
地域包括支援センター業務として、注意喚起の講話にも役立つお話です。頭の片隅に置いて、ちょっとした際に伝えられるようにできたら良いと思います。
悪質な不用品買い取りの手口とは?
1本の電話や、直接の訪問がスタートです。
プルルルル・・・
悪い人
おばあちゃん
お願いできるできますか?
後日・・・
悪い人
おばあちゃん
悪い人
悪い人
おばあちゃん
悪い人
おばあちゃん
悪い人
おばあちゃん
悪い人
悪い人
おばあちゃん
簡単に伝えると、こんな手口です。
業者に粘られて、または怒鳴られて、強引な手口で迫られてしまったら・・・
最終的には泣く泣く売るつもりの無かった貴金属まで買い取られてしまうケースがあります。
それもとても安価な値段で。
悪質な訪問買取りを防ぐためには
- 電話でも、突然の訪問でも、話を聞かない!家に入れない!
- 売りたくないものは、見せない!出さない!
- 取引内容が詳細に書かれた書類などの交付を求める!
悪質業者の目線で考えると、
一つ目の課題は、家に入れてもらうこと。二つ目の課題は、貴金属を出させること。
二つの課題をクリアされたら、強引に迫ってくる悪質業者をあなたは、追い返すことができるでしょうか?
家に入れない、売らないものは見せない。
これを守るだけで、予防できます。
業者の情報がはっきりとわかっていたり、取引の明細など詳細がわかる場合、クーリングオフの対象になる場合もありますが、悪質業者も尻尾をつかませまいと、慎重に動きます。
不用品を売りたいときには
一般業者か、悪質業者かの判断は、電話の応対だけではわかりません。
ただし、たまたま電話で掛かってきた業者や、直接自宅に回ってきた業者など、素性が分からないところに思いつきで頼むのではなく、
近所でもともと営業しているリサイクルショップや、インターネット・電話帳など、自身で調べて動くように心がけましょう。
自身で決めて、すぐに動くのではなく、家族や友人など第三者の意見も取り入れて検討することが良いと思います。