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地域包括に新人職員として入職したら、まずは地域を知ることから。

地域包括への入職の経緯はさまざまあるでしょう。

  • 居宅ケアマネからの異動
  • デイサービスの相談員からの異動
  • 求人募集に取りあえず応募した、畑違いの場所からの配属

何にしても、地域包括に来て、いきなり即戦力は難しいです。

そんな簡単な業務内容ではありません。

入って数カ月後には、地域包括の忙しさを、身をもって体験することになるでしょう。

では、自由に動けるこの新人時期を、何をしながら過ごせば良いのか?

地域包括の仕事は、大変忙しいです!

入職して担当ケースがないうちが、地域を知る情報収集のチャンスになります。

何に注意して情報を集めることで、今後の地域包括業務に活かせるのかをまとめてみました。

地域包括の新人職員は、まずは地域を知ること。

まずは、圏域地図と自転車を準備します。そして・・・

『とにかく走る。』

これを勧めてくる上司は、地域包括を良く分かっているな~って思います。(上からで申し訳ありません。)

介護保険の制度の勉強も、相談応対の受け答えも大事ですが、介護相談だけが地域包括の仕事ではなく、地域づくりも大きな役割。

 

そのためには、どこにどんなスーパーがあり、飲食店があり、どこに病院があり、地域の人が参加できる公民館や自治会館はどこにあるか。

そもそも、担当地区がどんな地域であるのかを知らないと地域相談を十分に、受けることはできません。

 

先輩包括職員に聞いての、情報収集ももちろんですが、

自転車を漕ぎ、足を使い、目で見る。

それで地域が見えてきます。 そこに課題が見えれば、立派な地域包括職員になれるわけですね。

地域を回りながら覚えていく社会資源

あてもなしに、回りながら地域(地理)を覚えるのも良いと思います。

市区町村で配布している、公共機関が記載された地図などを活用し、目標物を捉えながらのサイクリングが効率的です。

商店(スーパー)、飲食店、ドラッグストア

地域の方が、主な買い物をするスーパー。欲を言えば営業時間も知りたいところ。

移動範囲が狭くなる高齢者に対して、徒歩圏内に買い物が出来る店がある・なしは重要。

 

スーパーの代用も兼ねて、コンビニや商店、ドラッグストアもチェックしておきます。

 

ファミリーレストランの利用は、別ですが、近所の小さな飲食店や、街中の居酒屋・小料理屋、常連のように通う高齢者は多いです。食事確保の1つに。

老人福祉センター、公民館等の集まれる公共施設

サークル活動や集いの場として、通いやすい範囲に公共施設があるか。そこに行くためには、バスなどの公共交通機関(施設の送迎循環バス)そういったものがあるかも大切です。

 

老人福祉センターによっては、入浴施設が併設されている場所もあり、外出・交流機会、入浴の確保も含めて行うことができる複合施設です。

地域内にそういった機関の有無を調べ、その施設でどんなことが行われているかを確認していきます。

町会、自治会、自治会館その活動

どんな区分けで、町会・自治会が成り立っているか。(施設とは異なります。)

 

自治会館では、町会単位で地域のサロン活動などを開催されていることもありサロンの様子や、頻度、参加者などを調べておくと良いです。

 

町会と地域包括との関係の深さは、地域によりまちまちです。地域の色や、権力者の様子を、先輩職員によく確認することが良いですよ。

サークル、サロン等の自主団体

上記でも触れましたが、自治会館や公民館等で、どのようなサークル・サロンが行われているかを調べます。

『内容・対象者・開催日時等』情報はセンター内で整理し、突撃訪問ではなく、事前のアポ取りが必要ですね。

※経験的に、サロン等に見学で顔を出した際、見学で終わることはなく、何かしらの余興や講話が求められたりします。

サロン主催者が、気を使ってくれて、包括の案内なんかしてください。なんて言われることも、しばしば。

包括の案内や、福祉・健康等の啓発活動に活きるネタを持参できれば良いのですが、新人さんには、少し荷が重いかもしれません。

病院(専門分野)

病院への包括挨拶は、また別の機会に行くことがあるでしょう。まずは、地域のどこに、どんな病院があり、どんな科目であるか。

 

内科のクリニックは、比較的多く点在していますが、それが、土日の診療が可能であるか、入院病床を持っているか。認知症の物忘れ外来を行っているか、MRIの機器を持っているかなどを確認。

 

皮膚科・眼科・耳鼻科は病院数が少ないため、問い合わせも多いです。整理をしておきましょう。

 

先生の善し悪しについては、先輩職員によく聞くこと。クセの強い先生。たくさんいらっしゃいます・・・

薬局

今多いのは、病院に隣接しているケースですね。

後々必要な情報として、薬の配達、訪問での状況確認(居宅療養管理)等を行っているか

訪問の際に、お薬カレンダーなどへの配薬も依頼できるか、麻薬対応可能か、 など。

 

等、詳細を調べるのは、実際の業務に慣れてからで良いと思いますが、病院情報に合わせて行うと効率的です。

介護サービス事業所

最低限、圏域にどんな事業所があるのかは知っておくことが良いと思います。

通所施設だけではなく、居宅介護支援事業所も含めて。

 

ケアマネ業務が多くなってくる時期には、あちこち、見学に行くことになるため、後回しで問題ありません。

地域資源で見るべきところは

建物やサークル活動の中身を知ることは、後々で問題ないです。

今後、自身が、どのような地域を担当するのかを知るために、どこに、なにがある。ここにはない。など。目で見てくることが重要です。地図と照らし合わせながら、地域を覚えることに専念しましょう。

地域に慣れてくると、この地区には買い物できる店舗がない。この地域にサロンが足りない。専門の病院は遠方に行く必要がある。など物理的な課題が見えてくると思いますよ。

予防ケアマネジメントのプラン作成準備

まずは、介護保険制度を理解する。

ケアマネージャー経験なしで、地域包括に配属される方も多くいるはずです。

一から介護保険制度を覚えてください。そんな時に使える、無料の参考書があります。それは、

自治体が発行している【介護保険のパンフレット】

地域包括の事務所の中にたくさんあるはずです。

このパンフレットを読むだけで、介護保険の基礎を触れることができますよ。

  • 認定を受けるまでの仕組み
  • 介護保険で利用できる介護サービス内容
  • 自治体独自で行っている高齢者事業
  • その他申請が必要な制度説明 などなど

通常の相談業務では、このパンフレットを元に介護保険制度を対象者に説明していきます。この冊子は、丸暗記できるぐらいまで読み込んでください。

ケアマネジメント業務に必要な知識の大部分は、ここに載っています。

並行して、先輩職員のケアマネジメント業務に同行訪問していく中で、実際にどんなものなのかを経験を通して覚えていきます。

介護保険制度を覚えることが、地域包括で働くうえでの前提条件です。ケアマネージャー経験なしで入職した方は、ここをしっかり勉強してください。

同行訪問を続けていくと、実際の初回相談から、サービス調整の流れ。スポットで挙がる諸手続きや住宅改修申請などにも触れていくことになるでしょう。細かな部分やその中でやりながら覚えていきます。

実際にパンフレットを読んだだけでは、もちろん身に付きません。読んで得た知識を、見た経験で定着させてください。

まとめ

入職後に、まず行うこと。

  • 地域を知るために、地域を回る。
  • 介護保険制度の概要を覚える。

この二つに、十分に時間をかけて、並行しながら、先輩職員の背中から実務能力を吸収していく流れが良いと思います。

ただし、地域包括支援センターの業務は、幅広いです。

入職後に、まずやることをまとめましたが、覚えることは多くあります。このサイトを参考にしながら包括職員としてのスキル固めをしていきましょう。