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簡単ケアプラン作成【第1表:総合的な援助の方針】の文例・記入例

居宅介護支援でのケアプラン作成における【総合的な援助の方針】についての記入例・文例をまとめていきます。

  • ケアプラン作成に自信が無い
  • サクッとケアプランを仕上げたい

そんな方々は参考にしてみてください。

サービスを利用する上で必要なポイントだけ押さえて、サクッと仕上げてしまいましょう。

作成のポイント

ケアマネージャーの力の見せ所は、綺麗な文章で書かれたケアプランではありません。

読まれるのは一瞬!あとは眠っていくだけです。

文章作りに頭を悩ませるのは勿体ない!

ご本人・家族の支援内容を考えることや関係機関との連絡調整に時間を使いましょう。

基本的な書き方・記載の注意点

ここは、今後の支援を進めるうえでの、方針を一言で表す場です。『このテーマに向かって関係者一同、頑張っていきましょう!』といったところ。

ご本人だけではなく、ケアプランを見たサービス事業者=ケアチームに対した総合目標を記載するわけですね。

しかし、総合的な援助の方針は、大きく2種類にわかれるように感じます。

  • どの利用者も大きく変わらない、定型文で済ませるタイプ
  • 利用者ごとにケアプラン全体像のまとめとして記載するタイプ

個人的には、『前者』で良いと思います。

独居や夫婦世帯、同居家族の有無などで、若干文章が変わることはありますが、基本的には固定の定型文の使いまわしで良いでしょう。

加えて書いておくべきことは、『緊急連絡先』『主治医・医療機関情報』などですね。

さらに付け足すのであれば、

『モニタリングの結果短期目標終了日において、目標が同じ内容でそのまま継続する場合は長期目標終了日まで計画を継続します。』

この一文も定型文として加えて記載しておくと、実務上の手間が省けることにもなります。

定型文型の総合的な援助の方針:記入例・文例(使いまわし可能)

ご本人の意向を踏まえ、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・緊急連絡先:〇〇 〇〇(妻)090-0000-0000

・主治医:〇〇医院 〇〇先生 00-0000-0000

酒坊主たろく

ぶっちゃけ大体のケースは、これで十分です。
  • 本人の意向
  • 在宅生活の継続
  • 自立支援

こういった、最近のケアプランに重視される必要なキーワードが入っていれば、文句言われることは少ないと思います。

『本人』の部分を『本人・家族』とするなり、自立支援を『安心した生活』なんて変えることもあります。

比較的軽度だと『自立支援に向けた』、重度だと『安心した生活』といった使い分けですね。



状況に合わせた総合的な援助の方針:記入例・文例

基本的には、上で記載した定型文の一部に、状況に合わせたフレーズを追記した程度で完成させることができます。

追記分は『赤線』で記載しています。

外出・リハビリ・デイサービス

・ご本人、ご家族のの意向を踏まえ、定期的な外出・リハビリ(運動)の実施を継続的に行うことにより筋力・体力の低下を予防し、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、定期的な他者交流の機会を持ち、楽しみのある生活を送ることにより、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、外出機会を持つことで心身機能の低下を予防し、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

ご本人、ご家族の意向を踏まえ、ご本人の身体機能の維持・改善を狙い、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

在宅生活支援・訪問介護

・ご本人の意向を踏まえ、自分ではできないところ(掃除・洗濯・買い物等)への支援や、ヘルパーさんと話すことを刺激とし、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、日常生活に必要な支援を届けることでご夫婦二人での在宅生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、1人暮らしの不安・困りごとを軽減し、必要な環境を整えて行くことで、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、ご本人の不安・困りごとを軽減し、必要な支援を受けることで、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

福祉用具・住環境整備

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、手すりにより安心して生活できる住環境に整えていくことで、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、福祉用具の貸与により、移動の安全及び住環境の整備を行うことで、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、転倒を予防し、移動・移乗が容易にできることよう環境を整えることで、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

病状管理

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、疾患からの不安を取り除き、病状管理がされた中での在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、病気の再発(悪化)を防ぎ、医療との連携を密に行いながら、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

 

退院後のサービス導入

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、住環境を整備し、入院中に低下した体力・筋力を回復することができるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、早期に以前の生活を取り戻すことができ、今後も在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

家族の負担軽減

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、ご本人の心身の不安を軽減するとともに、ご家族の介護負担も軽減することで、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、外出することで他者と関わる機会をもち、楽しみのある生活を送るとともに、ご家族の介護負担も軽減することで、在宅での生活が継続できるよう自立支援に向けたサービス調整を行っていきます。

施設入所希望

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、施設入所が決まるまでの間、在宅での生活が安心して行えるようサービス調整を行っていきます。

・ご本人、ご家族の意向を踏まえ、現在の身体及び生活状況では在宅での生活が難しくあるため、施設(特養)入所に向けて、新しい環境での生活が安心して行えるようサービス調整を行っていきます。

最後に

ケアプラン作成における時間を短縮するための記事ですが、ケアマネジメントに手を抜けと言うわけではありません。

書類作成に時間を取られるのではなく、アセスメントや課題抽出、関係機関との連絡調整に全力を注ぎ、ケアマネジメント業務に励んでもらえたらと思います。

もちろん、自治体から出ている指示に従って作成をしてください。

ケアマネージャーの業務は、ケアプラン作成だけではありません。プラン作り以上に、力を注ぐべきところと思うのはサービス調整です。

これらの記事では、各種介護サービス利用における注意点についてまとめてあります。